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MIDIフレーズの小節数(長さ)を変更する方法

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生徒の質問を記事にしております。

せいとさん
先生お聞きしたいことがあるのですが、

キューベースで5小節のMIDIフレーズを作ったとして、それを後で3小節に変更する事は可能でしょうか?

 

とおる
質問の件ですが、

リアルタイムに演奏したフレーズなどは正確に合わせることは出来ませんが、打ち込みしたファイルなら、大体で合わせることが出来ます。

ミュージカルモードという機能を使います。

ミュージカルモードの使い方

仮に元のテンポが120で、5小節のフレーズを3小節に調整する方法で説明しますね。

MIDIパートを調整しよう

まずは、MIDIパートの小節頭と小節後ろの長さを、分割ツールカットして揃えます。

 

次に、小節を変更したい(3小節にしたい)トラックを選択し、インスペクター(左の赤い矢印部分)のボタンを押します。

音符のアイコン(ミュージカルモード)を、時計(リニアモード)に変えます。

musical2.jpg

 

テンポを変えながら微調整しよう

テンポを遅くしながらMIDIパートの長さが3小節になるように、テンポを徐々に下げていきます。

現在のテンポが120でも、自分が合わせたい小節の長さになるようにテンポを下げながら合わせていきます。

この際、先頭の位置がずれていきますが、スナップ(位置補正)をONにした状態で行なうと先頭を合わせやすいですよ。

musical3.jpg

視覚的にみて、長さが合ったらそこで止めます。

 

そして、先ほど変えた時計(リニアモード)のアイコンを、音符(ミュージカルモード)に戻します。

 

最後に、

テンポを120に戻してあげれば、MIDIフレーズの小節の長さが変わります。

musical4.jpg

目で見ながら作業をしていれば、トラックがどう変化しているのかが分かりますので、色々と調整して行なってみて下さい。

 

さいごに

ミュージカルモードは、通常オーディオファイルで良く使用する、Cubaseとオーディオファイルのテンポを合わせる機能です。

この機能で、MIDIフレーズの微調整が出来ますので、使い方を覚えておきましょう。

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