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キュー・ボックスとは
ボーカルやギターのレコーディングをする際に、演奏者がモニターする音をコントロールするための機材です。
たとえば、歌い手がクリックの音量や自分の声の返りの音量などを、つまみをいじりながら調整する事が出来るようになります。
そうすることで、自分のベストなモニター環境を作れますので、よりよい録音が出来ます。
もしも最適なモニター環境でないと、歌のリズムやピッチがずれてしまい、望んでいる歌の表現や演奏が出来にくくなってしまいます。
ギターも同様です。ボーカリストやギタリストが自分でコントロールできるのは安心なのです。
下記は生徒の質問を記事にしております。
1. 接続方法
設定についてなんですが、
歌録りとかのときに小型ミキサーを、Qボックスみたいに使おうと思うんですが、配線はどんな感じにすればいいですかね?
Qボックスって何のことをいっているの。
すいません。用語間違ったかもしれないです。
スタジオにあってボーカルとか録るときに、歌う人がオケとか、ガイドメロディとか、クリックとか調節する小さいミキサーみたいなものです。
音楽スクールのレコーディングブースにもあったんですm(_ _)m
それを家の小型ミキサーでやろうと思いまして。
なるほどキュー・ボックスの事ですか。
キュー・システムは、音楽スクールではブースが分かれている環境だったからこそ、必要性があったと思います。今やりたい事が分からないけど、君が自宅でこのシステムを構築する必要性はないような気がするよ。
毎回モニター環境がどうなのかを、聴きながらシーケンサーの調整をすればいいので。
もしもシステムを組む際は、アウトプットが6ch以上あるインターフェースを使って、スピーカーへ送っている出力チャンネル以外をキューボックス(小型ミキサー)へ送れば構築出来ますよ。下記はCueシステムを考慮して作られた機材です。
BEHRINGER ベリンガー P16-M ( P16M ) モニターミキサー