よく生徒の方に、MacBooK Proの購入について聞かれますので、今回はこれを説明していきますね。
MacBook ProでDTMをしたい人のための、13インチと15インチの選び方。
2019年10月記事更新
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この記事の目次
MacBook Proを購入する際
現在色々なMacBook Proが出ていますが、購入する際に見るポイントは下記の3つです。
- CPUの速度
- メモリーの容量
- HDやSSDの容量
※Retinaディスプレイは、DTMには関係ありません。
そして、
注意点
<現在DTMを行なっており、MacBook Proを購入されたい人へ>
CubaseやProtoolsなどのシーケンスソフトや、ソフト音源やプラグインエフェクト、また、オーディオインターフェース、MIDIコントローラーなどのDTM機器をお持ちの方は、現在のMacBook Proの新しいOSだと、使えなくなる可能性があります。
必ず、現在の macOS Mojave または Catalina でお持ちのDTM機器が、動くのかをメーカーサイトで調べてください。
ではDTMで使用出来るMacBook Proを、どのように選べば良いか13インチと15インチの2つで説明します。
MacBook Pro 13インチ
i5のCPUはどれを選ぶ
- 2.4GHz
- 2.8GHz
の2つがありますね。
DTMで使用するには、CPUの処理速度が重要です。
オーディオファイルを作ったり、音楽データを立ち上げたり、ソフト音源やプラグインエフェクトを使用したりと、何をするにもCPUが処理をしますので、良いCPUを使用していると作業が効率的に行えるようになります。
2.8GHzでも処理速度は大丈夫です。
もしも余裕があれば、Core i7プロセッサの、数字が大きい方2.8GHzを選んでくださいね。
メモリーはどれを選ぶ
大容量のソフト音源を多く使用する人が、メモリーを沢山積むと、沢山のソフト音源が使用出来ます。
ですので、8GBでもDTMは出来ます。
ただ16GBあると、BFD3やTrilian、KOMPLETEシリーズなどその他、大容量のソフト音源を使用しても、メモリーを気にすることなくDTMをできますので、安心して曲作りを行えますよ。
13インチのSSD容量はどれを選ぶ
容量は、256GBか512GB、そして1TBと2TBが選べます。
通常は、256GBを選べばOKですが、余裕を持って512GBにしたいところです。
今後、大容量ソフト音源を使用する予定の人は、512GB以上を選んでおいてください。
下記は、上記で説明したAppleのカスタマイズサイトへリンクしています。
Apple ストアでも購入できますが、Amazonで購入すると細かい上記カスタマイズはできませんが、同じもので多少安く買うことが出来ます。
上記で説明したおすすめ設定で、CPUはCoer i 5の2.4GhzでSSDが256GBと512GBまた、色もシルバーとグレーの2種類から選択できます。
高スペックで、DTMをするのに十分です。検討して見てはどうでしょうか。
最新モデル Apple MacBook Pro (13インチ, 第8世代の2.4GHzクアッドコアIntel Core i5プロセッサ, 256GB) - スペースグレイ
MacBook Pro 15インチ Retinaディスプレイ
i7のCPUはどれを選ぶ
- 2.6GHz 6コア
- 2.4GHz 8コア
2つのモデルから、上記2つの中のCPUを選択できます。
コアの数よりも、クロック数(2.6GHz部分)の方が大切ですので、2.6GHzで大丈夫です。
グラフィックスはどれを選ぶ
グラフィックは、DTMには関係ありませんので、初期のRadeon Pro 555X(4GB)
SSDの容量はどれを選ぶ
DTMで使用する際、最近のソフトウェア音源は非常にデータ容量を食いますので、大きい方が良いです。
選べるのは256GBからですが、これは容量が少ないですね。
512GB以上あれば安心ですので、これをおすすめします。
1TBあれば気兼ねすることなく音源をインストールできますが、見ての通り値段がかなり高いので、DTMをするに辺りMacBook Pro本体へ投資したい方がお選びくださいね。
ハードディスクやSSDの容量を大きく増やす方法
MacBook Proは、Thunderboltポートが付いています。
これに対応する、外付けのHDやSSDを使えば容量を一気に増やせますので、この方法を検討してもいいですよ。
安上がりで、大容量のハードディスクを使用出来ますよ。
下記は、上記で説明したAppleのサイトへリンクしています。
上記の13インチと同様に、こちらもAmazonで購入できます。CPUはCore i 7の2.6GhzでSSDが256GBと512GBを選べますので、考えてはどうでしょうか。
Apple MacBook Pro (15インチ, 第9世代の2.6GHz 6コアIntel Core i7プロセッサ, 256GB) - スペースグレイ (最新モデル)
プリインストールやその他の選択
キーボードの言語は、当然バックライトキーボード-日本語(JIS)を選択します。
プリインストールソフトウェアの選択では、動画ソフトのFinal Cut Pro XとDTM・DAWソフトのLogic Pro Xを購入できますが、後でも別途購入できますので、とりあえずなしで進めても大丈夫です。
さいごに とても高価な買い物ですので性能は正しく選ぼう
Appleは本体の価格で儲けていると言われますが、その通りでMacはパソコンと比べて値段が高いです。
しかしMacは使っていて楽しいですね。
Macに慣れているや、Macが好きな人でしたらMacBook Proが良いですね。
ただし現在Windowsユーザーでしたら、WindowsパソコンでDTMをする方が、Macよりも安くて性能の良い物を選べますので、DTMをする上でMacが本当に必要なのかをよく考えて購入して下さいね。
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