DTMをする際に、Macbook Proを購入したいが、新品がいいのか中古がいいのか。
または、自分でカスタマイズするほうがいいのか、カスタマイズしてある方がいいのかなど考えるポイントがいくつかあります。
今回は、新品をカスタマイズする方法と、それが面倒な人のためにカスタマイズしてあるMacBook Proをご紹介します。
では早速、MacBook ProでDTMをしたい人のための選び方。
2025年6月記事更新
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この記事の目次
MacBook Proを購入する際の見るべきポイント
現在色々なMacBook Proが出ていますが、DTM用のMacBook Proを購入する際に見るポイントは下記の3つです。
- CPUの種類
- メモリーの容量
- SSDやM.2のストレージ容量
※ディスプレイは、DTMには関係ありません。
ちなみに、
現在MacでDTMをしている人の注意点
AppleStoreで新しい MacBook Proを購入すると、必然的に最新のMac OS(macOS Tahoe(タホ))になります。
Macでは、新しいOSになると、古いアプリケーションや機材が使用できなくなる可能性が高くなります。
ココに注意
お持ちのシーケンスソフト(例CubaseやStudio One)ソフト、音源やプラグインエフェクト、また、オーディオインターフェース、MIDIコントローラーなどのDTM機器全般
必ず、お持ちのDTM機器が、新しいMacOSで動くのかをメーカーサイトの仕様書を読んで調べてください。
ではDTMで使用出来るMacBook Proを、どのようにカスタマイズすれば良いか14インチと16インチの2つある中の、値段が安い方の14インチで説明しますね。
※下記リンクをクリックすると、Appleストアへ飛びます。
MacBook Pro 14インチ
CPU(チップ)はどれを選ぶ
DTMで使用するには、CPUの処理速度が重要です。
シーケンスソフトを使用して作曲・編曲・ミックスをする上で、ソフトウェア音源やプラグインエフェクトを多く使用する場合に、CPUが処理をしますので、性能の高いCPUを使用していると作業が効率的に行えるようになります。
現在Appleは、Apple独自のCPUを採用しているので、CPUを細かく選択する事ができなくなりました。
下記の3つから選べますが、基本的にM4を選択すればOKです。
- M4
- M4 Pro
- M4 Max
色の選択
次に、色を選択します。
スペースブラックかシルバー
最後に3つの項目から選択を選びますが、
自由なメモ
ひとまず一番左の248,800円(税込み)の選択を選びます。
一番安いものでもめちゃくちゃ高いですね。
最新MacBook Proの値段が高いと思うかたは、多少型落ちの新品するればほぼ同スペックで10万円ほど安く購入できますので、こちらがおすすめです。
ではいよいよ 細かくカスタマイズ していきましょう。
※下記リンクをクリックすると、Appleストアへ飛びます。
14インチMacBook Proをカスタマイズ
ディスプレイの選択
- 標準ディスプレイ
- Nano-textureディスプレイ
上記2つから選択できますが、DTMをする上ではここに投資する必要性はありませんので、標準ディスプレイ を選択すれば大丈夫です。
メモリーはどれを選ぶ
- 16GBユニファイドメモリー
- 24GBユニファイドメモリー+30000円(税込み)
- 32GBユニファイドメモリー+60000円(税込み)
上記3つの中のメモリーを選択できます。
WindowsPCとは違い、Macは金額が跳ね上がりますが、出来れば32GBを選びたいです。
※Mac BookでがっつりとDTMを行わないのでしたら、16GBでもOKです。
ストレージの容量はどれを選ぶ
- 512GB SSDストレージ
- 1TB SSDストレージ+30000円(税込み)
- 2TB SSDストレージ+60000円(税込み)
上記3つから選択できますが、DTMをがっつりと行わないのでしたら512GB十分です。
余裕があれば 1TB をおすすめします。
MacBook Pro本体へ投資したい方が!TBをお選びくださいね。
DTMで使用する際、最近のソフトウェア音源は非常にデータ容量を食いますので、基本的には大きい方が良いです。
1TBあれば気兼ねすることなくソフトウェア音源をインストールできますが、容量を上げると値段がかなりかかりますので、コストを抑える場合は下記の項目を参考にしてください。
ハードディスクやSSDの容量を大きく増やす方法
MacBook Proは、USB Type-Cポートが付いています。
これに対応する、外付けのSSDを使えば容量を一気に増やせますので、この方法を検討することで、本体の容量を増やさずとも容量を上げることができます。
その際は、転送速度の速いSSDポーターブルディスクを使用するとよいです。
下記は生徒さんもよく使用しているSANDISK製のおすすめ外付けSSDです。
電源アダプタの選択
- 70W USB - C電源アダプタ
- 96W USB - C電源アダプタ
ここは、70W USB - C電源アダプタを選択でOK
キーボードの言語
キーボードの言語は、Touch ID搭載バックライトMagic Keyboard-日本語(JIS)を選択します。
プリインストールソフトウェア
- Final Cut Pro+50000円(税込み)
- Logic Pro+30000円(税込み)
プリインストールソフトウェアの選択では、動画ソフトのFinal Cut Pro とDTM・DAWソフトのLogic Pro Xを購入できますが、後でも別途購入できますので、とりあえずなしで進めても大丈夫です。
カスタマイズせずにDTM Macを購入する場合
細かいカスタマイズがわからずにDTMに最適なMacBook Proを購入する場合は、下記がおすすめです。
CPUは最近のM4チップで、メモリー16GB、SSDが256GBの容量があり、DTMをがっつりする場合でなければ最適です。
お値段も15万円代と、新品をカスタマイズするよりもとても安く購入できますよ。
さいごに
今回は生徒さんに、MacBooK Proの購入について聞かれた際に、お伝えすることをもとに記事にしました。
しかしAppleは本体の価格で儲けていると言われますが、その通りでMacはウィンドウズパソコンと比べて値段がとてもお高いですね。
もしも現在Windowsユーザーでしたら、WindowsパソコンでDTMをする方が、Macよりも安くて性能の良い物を選べますので、DTMをする上でMacが本当に必要なのかをよく考えて購入して下さいね。
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