Cubaseには、MIDIトラックやインストゥルメントトラック、オーディオトラックなどその他、様々なトラックがあります。
これらのトラックは、初期の名前では、どんな音色で、どんな役割のトラックかわかりませんよね。
そのような事がないように、トラックの名前(トラックネーム)を入れる癖をつけましょう。
今回は、その名前の入れ方を説明していきます。
※Cubase Pro 9から AI 8まで全バージョン対応内容
※2017年更新
スポンサーリンク
この記事の目次
トラックネームの書き方
まずは、トラックを作成してください。
トラックネームは、赤い枠のトラック上の名前が記入されている所でダブルクリックするか、インスペクターの表示下部分の名前が記入されている所で、ダブルクリックすると書き換えられます。
トラックネームは左から
- 音源名
- MIDIチャンネル番号
- 音色名
この順に書くと良いと思います。
下記に、例を記載しておきますね。
Halion Sonic SE2で、MIDIチャンネル1にドラムを出しているのでしたら、「HS 1 Dr」と入力すると良いです。
※Drは、Drumsの略。
※Halion Sonic SE2は、マルチ音源ですので、チャンネルネームは記載しておきましょう。
Halion One(Cubase5の付属音源)のピアノを使っているのであれば、トラックネームは、「HO P」と書くと良いと思います。
※HOは、Halion Oneの略。
※Pは、ピアノの略
※Halion Oneの場合は、シングル音源(一つの音源で、再生時に一つの音しか出せない)です。チャンネル番号は書かなくてもOK
音色名の略称
アーティスト毎に、色々な略称を使っておりますが、基本的な略称を載せております。
音色名 | 略称 |
Drums(ドラムス) | Dr |
Piano(ピアノ) | P |
Bass(ベース) | B |
Guitar(ギター) | Gt |
Organ(オルガン) | Or |
Keyboard(キーボード) | Key |
Synth(シンセ) | Syn |
Strings(ストリングス) | St |
Brass(ブラス) | Br |
さいごに、もしもSampleTank3の、7チャンネルでStrings(ストリングス)を使っているのであれば、「ST3 7 St」と書くと分かりやすくなります。
まとめ
後で曲作りを再開する際などに、どのトラックが何のトラックなのかを記載しておかないと、後々混乱しますので、必ず名前を記入しておいてくださいね。
関連記事:Cubase ピッチベンドを使ってリアルな楽器表現をしよう
関連記事:マーカートラックのやり方を教えてください