MIDIトラックとInstrumentトラックの質問を、分かりやすくまとめた記事です。
この記事の目次
1. Cubaseで出てくるトラックが違うのですが
こんばんは。
幾つか質問がありましてメールいたしました。
CUBASEの件ですが、まずは自分でMIDI入力したものと、レッスンから持ち帰ったものが違うということです。
レッスンでMIDI入力したものは、VSTインストゥルメントのウィンドウがあり、その下にMIDIパートが並んでいる構成です。
再生すると、メーターが同時に反応します。
しかし自分で、(新規トラック追加)→(インストゥルメント)としてHallion Oneを立ち上げると、それ単体のトラックになってしまいます。
この違いは何なのでしょうか。
2. MIDIトラックとInstrumentトラックは違う役割のトラック
音を出すという面では、インストゥルメントトラックでもMIDIトラックでも同じです。
ただトラックを出した後の操作が変わってきます。
インストゥルメントトラックは、主にシングル音源に合うトラックです。
逆に、MIDIトラックはマルチ音源に合うトラックです。
MIDIトラックがマルチ音源用ですので、全体を管理しやすいです。
例えば、Cubase5以下の付属の音源 HALION ONEは、インストゥルメントトラックで使用します。
Cubase6 以上の音源 Halion Sonic SE2 や Groove Ajent Oneは、MIDIトラックで使用をします。
その他のEnbracer、LoopMash、Mystic、Padshop、Prologue、Retrologue、Spectorはインストゥルメントトラックで使用します。
2-1 MIDIトラックでの音源の出し方
メニューのデバイス
↓
VSTインストゥルメント で音源を出すと、MIDIトラックで使用することになります。
下記画面が、MIDIトラック
2-2 インストゥルメントトラックでの音源の出し方
メニューのプロジェクト
↓
トラックを追加
↓
インストゥルメント で音源を出すと、インストゥルメントトラックで使用することになります。
下記画面が、インストゥルメントトラック
わかりましたか。
まとめ.
各トラックとも役割が違いますので、使い方を正しく理解して覚えましょう。
関連記事:フォルダトラックの使い方
関連記事:CUBASEでマーカートラックを使おう