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Cubase 録音方法を覚えよう【レコーディング】

更新日:

録音とデジタル

Cubase(キューベース)でレコーディングをする際、音を入力や出力する設定、録音用のオーディオトラックの設定、録音機器(オーディオインターフェース)の設定などあります。

今回は、この録音(レコーディング)のやり方をご説明しますね。

※Cubase全バージョン対応の内容

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Cubaseの録音方法

録音(レコーディング)するパートは、ボーカルやギター、ベースやドラムその他様々ありますが、今回はボーカルレコーディングを前提に、説明していきます。

 

ボーカルレコーディング

ボーカルをレコーディングするに当たって、通常コンデンサーマイクとオーディオインターフェース、シールド(オーディオケーブル)、マイクスタンド、ポップガード、マイクホルダーなど必要になります。

これらの録音機材を揃えた上でレコーディング出来ます。

 

Cubaseで録音(レコーディング)するには、下記の4つの手順を踏みます。

  • 1.デバイス設定
  • 2.VSTコネクションの設定
  • 3.オーディオトラックの正しい出し方
  • 4.録音レベルの調整

 

では、1つひとつ見ていきましょう。

デバイス設定

001

音を入力や出力する設定部分です。

まずはお持ちのオーディオインターフェースのドライバがインストール出来ているかを確認しましょう。

メニューからデバイス

デバイス設定

VSTオーディオシステム


ASIOをクリックし、お持ちのオーディオインターフェースのドライバを選択します。

最後はOKを押して終了です。

細かい設定方法はこちら「 CUBASEデバイス設定(インターフェース)

 

VSTコネクションの設定(入出力の設定)

VSTコネクションの設定を行い、Cubaseとオーディオインターフェースのチャンネルを接続します。

メニューのデバイス

VSTコネクション

入力タブで設定を行います。

002

プリセットを選んで、Stereoをクリックします。

具体的な設定のやり方はこちら「 CUBASEVSTコネクションの設定の仕方

 

オーディオトラックの正しい設定方法

メニューのプロジェクトから

トラックを追加

Audio(オーディオ)をクリック

オーディオの数と構成画面

数はオーディオトラックの作成数、そして構成は下記のどちらかを選択。

  • ボーカル、ギター、ベースなどの録音の際は、Mono(モノラル)を選択
  • シンセサイザー、または、MDやカセットテープ、レコード、その他の機器などの場合は、Stereo(ステレオ)を選択

 

今回は、ヴォーカルレコーディングですので、Mono のオーディオトラックを5つ作りました。

オーディオトラック

 

録音レベルの調整

歌を歌った際に、音が割れないように録音レベルを調整します。

マイクの録音レベルつまみは、入力ケーブルを挿す端子付近に付いています。

 

※例で2つのオーディオインターフェースの場所を説明します。

UR22mk2 USB AUDIO INTERFACE

Steinbergから出ている 録音機材(オーディオインターフェース)です。

このインターフェースの録音レベルは、INPUT GAINで調整します。

他のオーディオインターフェースだと、TRIMSENSなど記入してある部分で、録音レベルを調整します。

一度、お持ちの録音機器を見て確認してください。

インプット

 

コンデンサーマイクを使用する際は、背面48VをONにします。

48v

 

今回紹介した、教室の生徒も数十人使っている、おすすめのオーディオインターフェースです。


Steinberg スタインバーグ 2x2 USB2.0 24bit/192kHz オーディオインターフェース UR22mkII

 

RME BABYFACE

最近のオーディオインターフェースで5万円以上のクラスになると、パソコン内のミキサー画面で調整するタイプが多くなります。

その中で、音質面が優れているインターフェースが、RMEから出ているFirefaceやBabyfaceシリーズで、当教室もメインはRME Firefaceを使用しております。

このオーディオインターフェースの録音(レコーディング)のやり方を、参考までに記載しておきます。

 

下記画面は、PC内でのマイク入力画面です。

Microphone Inputsのバーを動かして、dBの数値を見ながら調整します。

右の48Vは、ファンタム電源のチェックで、コンデンサーマイクを使用する際にチェックを入れます。

Inputs

 

音質の良いオーディオインターフェースを求めている場合は、RMEのシリーズがおすすめです。

レコーディングスタジオなどにも、よく使用されておりますよ。


【国内正規品】RME AUDIO USBオーディオインターフェース Babyface Pro

 

録音信号の確認

Cubaseに戻って、1の赤い部分オーディオ入力を選択して、Leftになっているか確認しましょう。

オーディオ入力 モニタリング

次に、2の部分モニタリングを押すと、上記画面右のインジケーターが振れますのでマイクからのオーディオ信号が来ているかが確認できます。

インジケーターが振れていなければ、接続や入力チャンネルなどの設定が間違えているので、もう一度1から確認してみてください。

振れているのであれば、入力信号が正しく入っている状態です。

 

後は、Cubase(キューベース)の録音ボタンを押せば録音が開始されます。

それでは歌をレコーディングしてみてください。オーディオ波形が表示されましたか。

録音ボタンON

設定はこれで終わりです。

後は色々とレコーディングを楽しんでくださいね♪

 

録音(レコーディング)したものに、リバーブをかけたい場合はこちら

Reverb(リバーブ)を使おう

 

まとめ. 録音(レコーディング)の基本設定を覚えよう

Cubase(キューベース)の基本的な録音(レコーディング)のやり方を、説明していきました。

今回レコーディングしたトラックを、まとめたりすると録音(レコーディング)の際やミックスが快適に行えるようになりますので、下記リンクで使い方を覚えておくと便利ですよ。

Cubase グループチャンネルの便利な使い方を覚えよう

 

ボーカルや楽器などを良い音質で、録音(レコーディング)をおこなう為のやり方も、また今後記事にしたいと思います。

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