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GarageBandで書き出し(2Mix)を正しくする方法

更新日:

曲が出来たら2Mixファイル(ミックスダウン)にしますが、その際選択する項目が複数ありますが、どれを選んでいますか。

今回は、GarageBandでの正しい書き出し方(2Mix)を、使用用途と共にお話ししたいと思います。

1. 最高音質でのやり方

まずはメニューの

共有から

曲をディスクに書き出しをクリック

すると下記画面に変わります。

GarageBand書き出し

 

圧縮する方法としない方法の2つありますが、圧縮チェックを外すと、AIFFというCD音質で書き出しをすることが出来ます。

これが一番よい音質になります。

2Mix(ミックス)を、CDに焼く際などに、この書き出し方を使用します。

または、Youtubeやニコニコ動画などにアップする際や、PCで音楽を聴く際などにも、これを使います。

 

2. 圧縮した音質でのやり方

圧縮にチェックを入れると、2つの圧縮方法を選ぶことが出来ます。

  • AAC エンコーダ
  • MP3 エンコーダ

通常どちらの圧縮方法でも、ほとんどの再生機器で作った音楽を再生できます。

iPhoneやAndroidなどのスマホ、または、iPodやウォークマンなどで音楽を聴く際に、よく使用するファイル形式です。

また、2つのデータサイズや音質面は、ほぼ同じになります。
※私は通常MP3を選びます。

 

では、この2つの書き出し方を、説明しますね。

2-1 AAC エンコーダ

AACエンコーダ

 

2-1-1 AACのオーディオ設定

5つの中で選べますが、通常使用するのは、中品質からです。

  • 低品質:64Kbps(使用しません)
  • 中品質:128Kbps(メールで添付して送る際などに使用)
  • 高品質:192Kbps(メールで添付して送る際などに使用)
  • 最高品質(iTunes Plus):256Kbps
  • カスタム

上記用途で合わせて使用してはどうでしょうか。

 

2-1-2 カスタム

AACエンコーダ カスタム

データ量を落としたいけど、出来るだけ音質は落としたくない際は、ビットレートを320Kbpsにして書き出します。

次に、品質最高で、チャンネルステレオを選び、可変ビットレート(VBR)のエンコードを使うのチェックは入れません。

設定が出来たらOKを押すと、書き出しが開始します。

 

2-2 MP3 エンコーダ

MP3エンコーダ

 

2-2-1 MP3のオーディオ設定

下記4つの中から選びます。

  • 標準品質:64Kbps(使用しません)
  • 高品質:128Kbps(メールで添付して送る際などに使用)
  • 高品質(上位):192Kbps(メールで添付して送る際などに使用)
  • カスタム

 

2-2-2 カスタム

MP3エンコーダ カスタム

AAC同様に、データ量を落として音質劣化を避けたい際は、下記の設定にします。

  • ビットレート:320Kbps
  • 可変ビットレート(VBR)のエンコードを使う:チェックなし
  • VBR品質:最高

 

次に、チャンネルステレオを選んで、ジョイントステレオを使用と10Hz未満の周波数帯域をフィルタリングの2カ所はチェックを入れます

 

設定が出来たら、最後OKを押すと書き出しが始まりますよ♪

 

まとめ

GarageBandの書き出し方法は色々ありますが、あなたが使用する用途に合わせて、変えてあげなければいけませんので、やり方をしっかりと覚えておきましょうね。

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